【本書について】
株式会社 さだプロの現役プロデューサーである八野行恭氏が、その生い立ちと現在の仕事に就かれたきっかけ、レコーディングセッションにおけるプロデューサーの仕事や役割、果ては、さだまさしさんなど事務所所属アーティストのレコーディングにおける裏話までを書き下ろしてくださいました。
30年前の日中合作映画「長江」のロケでの苦労話、ツアーとレコーディングに加えてメディアへの出演など、多忙を極めるさださましさんのプロデューサーは日々いったいどんな仕事をしているのか。また、プロデューサーとは何か、その仕事を続ける上で大切なことは何か、など、興味深いお話が満載です。
「さだまさし年表」とも言える、後半の時系列で書かれたレコーディング作業の歴史は圧巻の一言。
音楽業界を目指している方はもちろん、現在スタジオで働く方々やその仕事に興味のある方、そして、さだまさしさんのファンの方にも是非お読み頂きたい一冊です。
【シリーズについて】
ほぼ毎日私たちが何かしら耳にする音楽、その全てに様々な歌詞やメロディ、演奏などが詰まっています。それらは料理で言えばアーティストたちが用意した素材であり、たくさんの料理人たちの手が加わって初めて私たちの耳に入るものとして仕上がります。
本シリーズでは、その厨房たる音楽制作現場に携わる色々な職種の現役料理人たちに、名作が生まれる瞬間の出来事や現場で考えていること、また、ご自身の背景などを語ってもらっています。日ごろ目にすることのない厨房の内側を知ることで、いつも聴いている音楽が更に味わい深いものになったり、違った角度で楽しめるようになったり、ひいては、これから音楽業界を目指す方や現役で働いている若い方に対する先輩たちからの激励として、人生を楽しむための何らかのきっかけとなれば幸いです。
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