社会科や理科の代わりに小学校1・2年生で導入された生活科。今ではすっかり定着しています。
私自身、この科目はゆとり教育の産物という認識があったのですが、改めて学習指導要領などを見ると、近年大きく見直されて、内容が高度になってきているようです。学校生活における基本を身につける教科という色彩が強く、一人ひとりのお子さんの小学校から中学・高校に至る学校生活の方向性を決定づける重要なものとなっている印象を受けました。
また、入学前の幼稚園児のうちから基礎を身につけているかどうかで大きな差が出てくるなといった印象も受けました。
本書はすでに授業が始まっている小学1年生向けに編集しましたが、イラストを多用し、幼稚園の年長さんあたりから使い始めても大きな効果を発揮するよう工夫しています。
また、今回、すべての単語に英訳を添付しており外国語活動の授業に臨む学年の生徒にとっては一度生活科で学んだ言葉が中心となっているので、語彙力を一気に伸ばすのに有効です。
語学学習の低年齢化に対応するための、心強い味方となること間違いなしです。
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