本書では、ロードバイクやクロスバイクのタイヤチューブを交換する方法を紹介しています。
自転車のパンク修理というと、パッチを使ってパンクした箇所をふさぐ作業を想像する人が多いかと思います。しかし、実際にサイクリングに出かけた先でパンクしてしまった場合は、チューブを新品に交換したほうが、速くて確実です。
まだチューブ交換をしたことがないという方は、本書を参考に、ぜひ一度ご自身で練習してみてください。チューブ交換の作業で必須になる前後輪の取り外しから解説しています。
力加減等がわからず、どうしても不安だ……という方は、一度購入店に相談されてみると良いでしょう。
対象となる自転車:ロードバイク、クロスバイク
タイヤの種類:クリンチャー(WO)タイヤ(チューブを使うタイヤ)
バルブの種類:フレンチ(仏式)
ブレーキの種類:ロード用キャリパーブレーキ、Vブレーキ
講師:宮崎隼(みやざき・はやと)
ヨーロッパ車を主に取り扱うロードバイクショップ『Nicole Euro Cycle』のメカニック。メカニックの腕はもちろん、自身が幅広い車種に乗りながら得た経験をもとに、広い視野にて的確なアドバイスをしてくれる。また、高校時代より積極的にレース活動をおこない、実業団レースでの優勝経験もある、生粋の自転車乗り。
<お願い>
本書で紹介している作業手順を実行するにあたり、あまりに自信が無いという方、途中でわからなくなったという方は、必ず販売店等のアドバイスを仰いでください。
当サイトに掲載されている内容の正確性については万全を期していますが、ご自身の責任においてご利用くださいますよう、お願い申し上げます。掲載されている情報を用いて行う一切の行為について、著者・講師は何ら責任を負うものではありません。
<目次>
本書について
目次
1.前輪を外す
(1)ブレーキを解除する
(2)クイックレバーを緩める
(3)ホイールを外す
2.前輪を取り付ける
(1)ホイールを入れる
(2)クイックレバーを締める
(3)ブレーキの解除レバーを締める
3.後輪を外す
(1)ギアをインナートップに入れる
(2)ブレーキを解除しクイックを緩める
(3)ホイールを外す
4.後輪を取り付ける
(1)後輪が入る場所を確かめる
(2)後輪を入れる
(3)クイックレバーを締める
(4)ブレーキの解除レバーを締める
(5)ギアを適正な位置に入れる
5.Vブレーキの解除方法と戻し方
(1)解除方法
(2)戻し方
6.タイヤチューブを交換する
(1)用意するもの
(2)残っている空気を抜く
(3)リムからタイヤを外す
(4)タイヤからチューブを取り出す
(5)パンク箇所を確認する
(6)新しいチューブを入れる
(7)タイヤをはめる
(8)空気を入れる
おわりに
奥付
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