心の病になってしまった、フリードリヒ一世王妃ゾフィー・ルイーゼ・フォン・メクレンブルク=シュヴェリーン。
後のイギリス国王ジョージ一世を父に持ち、母はケーニヒスマルク伯爵との不倫により、後半生を夫にアールデン城に幽閉されたまま亡くなった悲劇の美女で同名のゾフィー・ドロテア。そして兄はイギリス国王ジョージ二世であり、後にフリードリヒ大王の母になったゾフィー・ドロテア・フォン・ハノーファー。夫のことを崇拝し彼のことを熱愛しながらも愛されなかった、フリードリヒ大王王妃のエリーザベト・クリスティーネ・フォン・ブラウンシュヴァイク=ベーヴェルン。母親は女性に厳しいあのフリードリヒ大王にも称賛された、大変な才媛の「偉大なる辺境伯夫人」カロリーネ・ヘンリエッテを母に持った、フリードリヒ・ヴィルヘルム二世王妃フリーデリーケ・ルイーゼ・フォン・ヘッセン=ダルムシュタット、ハプスブルク帝国のフランツ・カール大公に嫁いだ妃のゾフィー大公妃を妹に持ち、バイエルンの家族と夫への愛に生きた、フリードリヒ・ヴィルヘルム四世王妃エリーザベト・ルドヴィカ・フォン・バイエルン。
前著で各自取り上げている、プロイセン王妃ゾフィー・シャルロッテ、プロイセン王妃ルイーゼを除く、プロイセン王国の各王妃達の伝記。
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