最先端の認知科学研究等で知られるドクター苫米地が大胆な政策を緊急提言する――日本政府は一刻も早く、サイバー反撃部隊を創設し、来る東京五輪に備えよ!!
著者は世界中が既にサイバー戦争の真っただ中にある、と数々の例をあげる。東日本大震災の際、福島第二原子力発電所の制御システムにマルウエアが発見されていた。また、「スタックスネット」と呼ばれるマルウエアはアンチウイルスソフトを乗っ取る仕組みのため、防御は理論的に不可能で、既に秘密裡にイランの核開発プラントの制御システムに入り込んだ。狙われるのは軍事機密だけではない。発電や水道、地下鉄といった公共インフラから個人のPCまで、ネットにつながったシステムはサイバー攻撃に対して無防備だ、と著者は警鐘を鳴らす。今、何をなすべきか、具体的提案に満ちた警世の書。
本書は、Kindle Singlesのために書き下ろされたオリジナルコンテンツです。
苫米地英人(とまべち ひでと)
1959年、東京生まれ。認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。カーネギーメロン大学博士(PhD)、同Cylab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIインターナショナル日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会代表理事。著書、多数。近著に『英語は右脳で学べ!』『日本人だけが知らない戦争論』等がある。
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