昨今、日本で調教された競走馬が、海外の大レースに出走するのに合わせて、テレビ中継はもとより、観戦ツアーが組まれますが、私は、ひとりで、バックパックを背負いながら、1999年~2008年の間に、15ヶ国・41ヶ所の競馬場を巡りました。
ところが、ひとりで海外競馬場へ行くとなると、とても自由な代わりに、事前情報を得るために、英語サイトの読解力(時にはフランス語・ドイツ語・韓国語等も)・航空券の手配・現地での行動方法・馬券の買い方等を、自己解決していかなければなりません。旅行会社の添乗員さんや、現地で日本語が話せる窓口に駆け込み…というわけにはいかないのです。なにせ、現地で日本語が話せる窓口は、競馬の知識など、からっきしゼロなのですから。
しかし、逆に、そういった経験を積むと、どんどん、視野が広がり、「世界」が見えてくるようになり、「世界はとても広い」と思ってきます。
本書では、「世界をいろいろと見たいのだけれど、なかなか飛び出す勇気が出なくて…」「競馬?競馬なんて、日本で充分でしょ」という方に、「ビジネス寄りの自己啓発書」というより、「レジャー寄りの自己啓発書」というスタンスで、書き下ろしました。
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