西園寺高と高柳翔は幼馴染であり、リトルリーグ時代からのバッテリーである。
キャッチャーの高とピッチャーの翔の幼い頃からの夢は、夏の高校野球、甲子園に出場してバッテリーを組む事だった。
高校三年生、夢を賭けた最後の夏。
甲子園の地区予選直前に翔が倒れた。
白血病が再発したのだ。
二人の夢である甲子園出場が翔の生命力だと信じている高は、入院した翔に必ず甲子園につれて連れていくと誓う。
しかし、エースの翔が不在のチームで地区大会を戦い抜くことは不可能だと分かっていた。高は同じ高校の一年生であり、妹の彩をピッチャーとして起用することを監督に直訴する・・・。
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