◎ 物語により面白さや緊張感を加えられる!
◎ 恋愛要素をより充実させて、より劇的にできる!
◎ 主人公をよりかっこよく、魅力的に演出できる!
◎ 物語中盤の中だるみを回避できて、中盤のネタを充実できる!
本書「ヒロインにばれてはいけない嘘」は、小説家やシナリオライター志望の方を対象とした、「ばれてはいけない嘘」という一つのプロット展開技法について説明している教材です。
より幅広い「技」を持つ作家ほど、物語を組み立てられるものです。本書はそのような「技(ストーリーテクニック)」の中でも、一つの「必殺技」とも言える技術を貴方にもたらしてくれるでしょう。
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■ 新たなテクニックで「すごい!」と言われる!
この「ばれてはいけない嘘」という技術は、一つのストーリーテクニックになります。これは言うなれば作家が持つ「必殺技」の一つでもあります。そんな新たなスキルを身につけることで、貴方に個性や特徴をもたらしてくれます。また、より技巧を凝らした物語に仕上げることで、読み手に「すごい!」と評価されるようになるでしょう。
■ 物語により面白さや緊張感を加えられる!
「ばれてはいけない嘘」というプロットテクニックは、主人公がヒロインや周囲の人たちに対して嘘を持っています。それによって、基本のプロットラインの葛藤だけでなく、「ばれてはいけない」という緊張感を物語中にもたらすことができます。つまり、物語により面白さや緊張感を加えられるようになるのです。
■ 恋愛要素をより充実させて、より劇的にできる!
この「ばれてはいけない嘘」は、ヒロインに対して嘘をつく場合に本領を発揮します。好かれていると知りながらも、「近づきたいのに、近づけない」、「好きだけど、好きだからこそ、打ち明けられない」といった葛藤を追加することができるのです。これが、物語に大きな面白さを与えてくれるのです。
■ 主人公をより格好よく、魅力的に演出できる!
この「ばれてはいけない嘘」というテクニックを用いれば、主人公が自分の正体を隠しながら、自己犠牲をしながらもヒロインや他の人を守る……という設定をすぐに作れるようになります。
「自己犠牲をして他の人を助ける」というヒーロー像は、どの世代でも受け入れられる格好いいキャラクターになります。そのような格好いい主人公を、貴方の物語に配置できるようになります。
■ 物語中盤の中だるみを回避できて、中盤のネタを充実できる!
物語中盤は、多くの人がネタに苦しむ場所であり、この部分が上手く作れないことによって失敗してゆく作品が多くあるものです。逆を言うと、中盤を成功できれば、作品全体のクオリティが大きく上がるものです。特に長編では、この部分が重要になります。
この「ばれてはいけない嘘」の技術を用いることで、物語中盤により多くのネタを作り込むことができるようになります。それによって、物語全体のクオリティを上げ、貴方の作品をより認めてもらえる力となるでしょう。
このように、「ばれてはいけない嘘」とは、貴方のプロットにより面白さを加える一つの応用テクニックになります。
より幅広い「技」を持つ作家ほど、変幻自在の物語を作れるものです。本書はそのような、一つの「必殺技」を貴方にもたらしてくれるでしょう。
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■ 本書で学べる、プロットテクニック
本書は小説家やシナリオライター志望の方向けに、プロット展開技法の一つ「ヒロインにばれてはいけない嘘」の作り方を説明しています。
主人公が、恋人であるヒロインに嘘をつきながら、本当のことを言いたいのに言えない……そのような物語展開を作る方法論を提案しています。
以下のような内容を学ぶことができます。
・ 「ばれてはいけない嘘」を作る六つのステップとは?
・ 「ばれてはいけない嘘」を楽に作るための「四つの典型パターン」とは?
・ 実際にアイデアからプロットにする「プロット作成の具体例」とは?
・ 格好いい主人公がするような、「自己犠牲」の作り方とは?
・ 物語中盤に中だるみをさせない、ネタの作り方とは?
・ 主人公とヒロインの「好きなのに、別れなければならない」を上手く組み込む方法とは?
・ ヒーローものの作り方とは?
・ 「ストーリー十四のステップ」を使ったプロットの構築例とは?
これによって、ただ単純に恋愛するだけではない、違った葛藤を物語に加えることができます。それによって、物語に変化を加え、その内容をより厚くすることができるようになるでしょう。
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■ 目次
第一章 「ばれてはいけない嘘」の骨組みの作り方
「ばれてはいけない嘘」とは何か
「ばれてはいけない嘘」を作る六つのステップ ほか
第二章 物語として構成する: 第一幕
第三章 物語として構成する: 第二幕前半
第四章 物語として構成する: 第二幕後半
第五章 物語として構成する: 第三幕
あとがき
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