食養研究会による『美味くて徳用 御飯の炊き方百種』!
米騒動が起こるほど米の価格が高騰した年に、外国米をつかったり、米に混ぜ物などして安く美味しく食べようというコンセプトで作られた本だが、炊飯器のない時代のありとあらゆる米の味わいかたが紹介され今でも有用。
目次にひらがなを付してわかりやすくした。
大正7年(1918)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
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生活上最も必要な問題は食料問題である。多くの食料品の内で日本人に取つて一層大事なのは米、即ち御飯の炊き方である。今日の樣に高いお米を喰はなければならない日本人は、どうしたら安い外國米が美味く喰べられるか、衞生と經濟で認められた麥飯はどうか、近頃主張されてる豆滓飯や、玄米飯、半搗飯の價値はどうか、一家の主婦として研究せねばならない時となつてきた。今迄の樣に全く女中達に任せきりにしておけぬ。實際國家から云つても、これからは成るたけお米の喰へ述ばしをせねばならぬ。と云つて美味く喰べられなくては駄目である。だから本書は經濟、滋養、美味の點から諸種の炊き方百種を十分説明した積りである。
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元の表紙
扉
はしがき
目次
美味い米と不味い米
外國米と内地米との比較
白米中の混合物
外國米の不味理由
飯炊きの訓戒
釜の蓋に就て
外國米の炊き方
- 其取扱方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方
- 水加減
- 第一法(悉皆外國米で炊く時)
- 第二法(内地米と外國米と折半)
- 第三法(外國米三合、内地米七合)
- 第四法(外國米二合、内地米八合)
- 第五法(外國米五合、内地米四合、餅米一合)
- 第六法(外國米七合、餅米三合)
- 第七合(外國米五合、内地米三合、挽麥二合)
- 第八法(外國米一升に、甘蔗百五十匁)
- 第九法(外國米七合、鳩豆三合)
- 火加減
- 炊き方
- むらし方
- うつし方
- 臭氣を去る法
- 防腐の法
朝鮮米の炊き方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方
- 水加減
- 火加減、炊き方
- 炊き損じ
臺灣米に就て
- 磨ぎ方
- 炊き方
- うつし方
- 防腐の法
米の飯
- 米は何樣ものか
- 御飯の炊き方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方と水加減
- 火加減とむらし方
- 御飯の取扱ひ方
- 防腐の法
玄米の飯
- 磨ぎ方
- 炊き方
- 水加減
- 其の他の用意
半搗米の飯
麥の消化力
麥飯
- 丸麥の炊き方
- 挽割麥の炊き方
- 潰し麥の炊き方
豆滓飯
強飯
- 簡易な強飯製法
小豆飯
五目飯
鮨
粥
- 白粥
- 炒米の粥
- 玄米の粥
- 茶粥
- 芋粥
- スープ粥
松茸飯 まつたけ
筍飯 たけのこ
椎茸飯 しいたけ
海苔飯 のり
栗飯 くり
粟飯 あわ
黍飯 きび
柚飯 ゆず
胡椒飯 こしょう
紫蘇飯 しそ
豆腐飯 とうふ
雪花菜飯 きらず(おから)
油揚飯 あぶらげ
蕎麥飯 そば
蒟蒻飯 こんにゃく
里芋飯 さといも
薩摩芋飯 さつまいも
とろろ飯
葱飯 ねぎ
大根飯 だいこん
豌豆飯 えんどう
紅豆飯 ささげ
蠶豆飯 そらまめ
緑豆飯 やえなり(緑豆)
零餘子飯 むかご
菜飯
嫁菜飯 よめな
若菜飯 わかな
青菜飯
干菜飯
染飯(山梔子飯) くちなし
道灌飯
蓮の葉飯 はすのは
榎飯 えのき
枸杞飯(五加菜飯) くこ
藤葉飯 ふじ
櫻飯
利休飯
阿漕飯
湯とり飯
握飯
親子丼
鶏卵飯
鶏肉飯
田毎飯
鴨飯
燒鳥飯
吹寄飯
山吹飯
蒲鉾飯
天どん(天麩羅丼)
鯛飯 たい
鯛の子飯
鯛の胡麻汁飯
鯛の汁掛け飯
濱燒飯
鮪飯 まぐろ
鰹飯 かつお
はまち飯
干鱈飯 たら
鱈の子飯
はも飯
こち飯
さんま飯
鰯飯 いわし
醬蝦雜魚飯 あみえび
千疋飯
鰌飯 どじょう
鰌の卵飯
あなごの丼飯
章魚飯 たこ
烏賊飯 いか
生海鼠飯 なまこ
生貝飯 あわび
牡蠣飯 かき
蜆飯 しじみ
蛤飯 はまぐり
貝の柱飯
豚飯
まゝ子丼飯
牛肉飯
鰻飯 うなぎ
奥付
米騒動が起こるほど米の価格が高騰した年に、外国米をつかったり、米に混ぜ物などして安く美味しく食べようというコンセプトで作られた本だが、炊飯器のない時代のありとあらゆる米の味わいかたが紹介され今でも有用。
目次にひらがなを付してわかりやすくした。
大正7年(1918)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
========================
生活上最も必要な問題は食料問題である。多くの食料品の内で日本人に取つて一層大事なのは米、即ち御飯の炊き方である。今日の樣に高いお米を喰はなければならない日本人は、どうしたら安い外國米が美味く喰べられるか、衞生と經濟で認められた麥飯はどうか、近頃主張されてる豆滓飯や、玄米飯、半搗飯の價値はどうか、一家の主婦として研究せねばならない時となつてきた。今迄の樣に全く女中達に任せきりにしておけぬ。實際國家から云つても、これからは成るたけお米の喰へ述ばしをせねばならぬ。と云つて美味く喰べられなくては駄目である。だから本書は經濟、滋養、美味の點から諸種の炊き方百種を十分説明した積りである。
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元の表紙
扉
はしがき
目次
美味い米と不味い米
外國米と内地米との比較
白米中の混合物
外國米の不味理由
飯炊きの訓戒
釜の蓋に就て
外國米の炊き方
- 其取扱方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方
- 水加減
- 第一法(悉皆外國米で炊く時)
- 第二法(内地米と外國米と折半)
- 第三法(外國米三合、内地米七合)
- 第四法(外國米二合、内地米八合)
- 第五法(外國米五合、内地米四合、餅米一合)
- 第六法(外國米七合、餅米三合)
- 第七合(外國米五合、内地米三合、挽麥二合)
- 第八法(外國米一升に、甘蔗百五十匁)
- 第九法(外國米七合、鳩豆三合)
- 火加減
- 炊き方
- むらし方
- うつし方
- 臭氣を去る法
- 防腐の法
朝鮮米の炊き方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方
- 水加減
- 火加減、炊き方
- 炊き損じ
臺灣米に就て
- 磨ぎ方
- 炊き方
- うつし方
- 防腐の法
米の飯
- 米は何樣ものか
- 御飯の炊き方
- 磨ぎ方
- 仕懸け方と水加減
- 火加減とむらし方
- 御飯の取扱ひ方
- 防腐の法
玄米の飯
- 磨ぎ方
- 炊き方
- 水加減
- 其の他の用意
半搗米の飯
麥の消化力
麥飯
- 丸麥の炊き方
- 挽割麥の炊き方
- 潰し麥の炊き方
豆滓飯
強飯
- 簡易な強飯製法
小豆飯
五目飯
鮨
粥
- 白粥
- 炒米の粥
- 玄米の粥
- 茶粥
- 芋粥
- スープ粥
松茸飯 まつたけ
筍飯 たけのこ
椎茸飯 しいたけ
海苔飯 のり
栗飯 くり
粟飯 あわ
黍飯 きび
柚飯 ゆず
胡椒飯 こしょう
紫蘇飯 しそ
豆腐飯 とうふ
雪花菜飯 きらず(おから)
油揚飯 あぶらげ
蕎麥飯 そば
蒟蒻飯 こんにゃく
里芋飯 さといも
薩摩芋飯 さつまいも
とろろ飯
葱飯 ねぎ
大根飯 だいこん
豌豆飯 えんどう
紅豆飯 ささげ
蠶豆飯 そらまめ
緑豆飯 やえなり(緑豆)
零餘子飯 むかご
菜飯
嫁菜飯 よめな
若菜飯 わかな
青菜飯
干菜飯
染飯(山梔子飯) くちなし
道灌飯
蓮の葉飯 はすのは
榎飯 えのき
枸杞飯(五加菜飯) くこ
藤葉飯 ふじ
櫻飯
利休飯
阿漕飯
湯とり飯
握飯
親子丼
鶏卵飯
鶏肉飯
田毎飯
鴨飯
燒鳥飯
吹寄飯
山吹飯
蒲鉾飯
天どん(天麩羅丼)
鯛飯 たい
鯛の子飯
鯛の胡麻汁飯
鯛の汁掛け飯
濱燒飯
鮪飯 まぐろ
鰹飯 かつお
はまち飯
干鱈飯 たら
鱈の子飯
はも飯
こち飯
さんま飯
鰯飯 いわし
醬蝦雜魚飯 あみえび
千疋飯
鰌飯 どじょう
鰌の卵飯
あなごの丼飯
章魚飯 たこ
烏賊飯 いか
生海鼠飯 なまこ
生貝飯 あわび
牡蠣飯 かき
蜆飯 しじみ
蛤飯 はまぐり
貝の柱飯
豚飯
まゝ子丼飯
牛肉飯
鰻飯 うなぎ
奥付