ウェブ解析士は、ビジネスの成果を出すためにどんな工夫をするのか!
ウェブ解析士の勉強会「第11回 自社サイトをコストで終わらせないために」で発表された事例集です。
発表者全員がウェブ解析士マスターです。
「現場で必要な数字力と運用の視点」
木村 誠宏 氏
リスティングのプロとして徹底的に数字にこだわった運用についての説明。
どのような数字がどのように分析するように数式を組み立てるのか。
論理的に組み立てられた数式には、説得力がある。まるで数学の先生のようにテンポ良く説明が続く。
プロとして結果に責任を持つ人間の真剣な解説に思わず聞き入ってしまった。
「広告・販促投資最適化モデルと活用事例」
小池 昇司 氏
ゆったりとした間でお話された内容に驚く。
コンバージョンを財務諸表と連動させるという試みについて、販促投資最適化モデルを考案されているのだ。
企業オーナーを納得させるためには企業経営にどれほどのインパクトをもたらすことができるのかを数字で示す必要がある。
ウェブ解析と投資モデルを結びつけた事例を初めて知った。
企業のウェブ解析の受注を受けようとする方は必読である。
「セールスとマーケティングをつなぐウェブ解析」
谷川 雄亮 氏
事業戦略同期型ウェブ戦略をモットーに企業サイトのマーケティング戦略をお手伝いされているプロフェッショナルである。
受注後のフローを先に構築してから、サイト構築を設計していくというスタイル。
そこには綿密に計算されたマーケティング上のポイントが押さえられている。
一つ一つに意味があって、雑談力もその一つ。
すべてがシームレスにつながってウェブ戦略として成り立っているのだ。
説明の構成もわかりやすく情報力も素晴らしい発表だった。
・著者
木村 誠宏 (ウェブ解析士マスター)
小池 昇司 (ウェブ解析士マスター)
谷川 雄亮 (ウェブ解析士マスター)
序章 はじめに
第1章 木村 誠宏 氏
1.0 発表タイトル
「現場で必要な数字力と運用の視点」
1.1 自己紹介
1.2 広告に対する企業様の印象
1.3 現場で利用している指標や考え方について
1.4 視点を変えてみると
1.5 なぜCVの最大化が必要なのか
1.6 優先順位について
1.7 必要な視点について
1.8 玉の角度の重要性
1.9 玉の重さの重要性
1.10 玉のスピードの重要性
1.11 要素を例えると
1.12 視点のまとめ
1.13 最後に
第2章 小池 昇司 氏
2.0 発表タイトル
「広告・販促投資最適化モデルと活用事例」
2.1 自己紹介
2.2 モデルを活用した問題解決の考え方
2.3 モデルを構成する要素の因果関係
2.4 コンバージョン動線モデル
2.5 ユーザのセグメント化:マーケッティングチャネルの選択とコンバージョンの関係
2.6 コンバージョンモデルの定量化
2.7 財務3表一体企業モデルとコンバージョンモデルの連結
2.8 モデルを活用して好循環を作った経営改善事例
2.9 おわりに
第3章 谷川 雄亮 氏
3.0 発表タイトル
「セールスとマーケティングをつなぐウェブ解析」
3.1 自己紹介
3.2 ウェブ活用を阻むものとは?
3.3 ヒントとなるふたつのキーワード
3.3.1 「改善すべき対象はウェブサイトだけではない」
3.3.2 「アクセス解析≠ウェブ解析」
3.4 行動につなげるためのテクニック
3.4.1 顧客ニーズ調査
3.4.2 重点営業先選定
3.4.3 商談事前準備
3.4.4 雑談力強化
3.4.5 商談時のプレゼン力底上げ
3.5 理解を得るためのコミュニケーション
3.5.1 数字的根拠を示す
3.5.2 興味をひきつける言葉に置き換える
3.5.3 伝えるだけでなく、聞くことが大事
3.5.4 中長期的な目的を共有する
3.5.5 ウェブの外側にある組織的課題についても議論する
3.5.6 読み続けてもらうウェブ解析レポートを出す
3.6 終わりに「ウェブ戦略は顧客からスタートする」
あとがき
既刊のご案内
・A4に印刷すると約65ページ (約33918字)
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