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    BakumatsuIshinKaikodan Zen79hen (Japanese Edition)

    By TakamuraKouun

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    About

    本書は、青空文庫より以下を収録しています。
     ◆幕末維新懐古談 01 私の父祖のはなし
     ◆幕末維新懐古談 02 私の子供の時のはなし
     ◆幕末維新懐古談 03 安床の「安さん」の事
     ◆幕末維新懐古談 04 私の父の訓誡
     ◆幕末維新懐古談 05 その頃の床屋と湯屋のはなし
     ◆幕末維新懐古談 06 高村東雲の生い立ち
     ◆幕末維新懐古談 07 彫刻修業のはなし
     ◆幕末維新懐古談 08「木寄せ」その他のはなし
     ◆幕末維新懐古談 09 甲子年の大黒のはなし
     ◆幕末維新懐古談 10 仏師の店のはなし(職人気質)
     ◆幕末維新懐古談 11 大火以前の雷門附近
     ◆幕末維新懐古談 12 名高かった店などの印象
     ◆幕末維新懐古談 13 浅草の大火のはなし
     ◆幕末維新懐古談 14 猛火の中の私たち
     ◆幕末維新懐古談 15 焼け跡の身惨なはなし
     ◆幕末維新懐古談 16 その頃の消防夫のことなど
     ◆幕末維新懐古談 17 猫と鼠のはなし
     ◆幕末維新懐古談 18 一度家に帰り父に誡められたはなし
     ◆幕末維新懐古談 19 上野戦争当時のことなど
     ◆幕末維新懐古談 20 遊芸には縁のなかったはなし
     ◆幕末維新懐古談 21 年季あけ前後のはなし
     ◆幕末維新懐古談 22 徴兵適齢のはなし
     ◆幕末維新懐古談 23 家内を貰った頃のはなし
     ◆幕末維新懐古談 24 堀田原へ引っ越した頃のはなし
     ◆幕末維新懐古談 25 初めて博覧会の開かれた当時のことなど
     ◆幕末維新懐古談 26 店初まっての大作をしたはなし
     ◆幕末維新懐古談 27 引き続き作に苦心したこと
     ◆幕末維新懐古談 28 東雲師逝去のこと
     ◆幕末維新懐古談 29 東雲師没後の事など
     ◆幕末維新懐古談 30 身を引いた時のことなど
     ◆幕末維新懐古談 31 神仏混淆廃止改革されたはなし
     ◆幕末維新懐古談 32 本所五ツ目の羅漢寺のこと
     ◆幕末維新懐古談 33 蠑螺堂百観音の成り行き
     ◆幕末維新懐古談 34 私の守り本尊のはなし
     ◆幕末維新懐古談 35 実物写生ということのはなし
     ◆幕末維新懐古談 36 脂土や石膏に心を惹かれたはなし
     ◆幕末維新懐古談 37 鋳物の仕事をしたはなし
     ◆幕末維新懐古談 38 象牙彫り全盛時代のはなし
     ◆幕末維新懐古談 39 牙彫りを排し木彫りに固執したはなし
     ◆幕末維新懐古談 40 貿易品の型彫りをしたはなし
     ◆幕末維新懐古談 41 蘆の葉のおもちゃのはなし
     ◆幕末維新懐古談 42 熊手を拵えて売ったはなし
     ◆幕末維新懐古談 43 歳の市のことなど
     ◆幕末維新懐古談 44 東雲師の家の跡のことなど
     ◆幕末維新懐古談 45 竜池会の起ったはなし
     ◆幕末維新懐古談 46 石川光明氏と心安くなったはなし
     ◆幕末維新懐古談 47 彫工会の成り立ちについて
     ◆幕末維新懐古談 48 会の名のことなど
     ◆幕末維新懐古談 49 発会当時およびその後のことなど
     ◆幕末維新懐古談 50 大病をした時のことなど
     ◆幕末維新懐古談 51 大隈綾子刀自の思い出
     ◆幕末維新懐古談 52 皇居御造営の事、鏡縁、欄間を彫ったはなし
     ◆幕末維新懐古談 53 葉茶屋の狆のはなし
     ◆幕末維新懐古談 54 好き狆のモデルを得たはなし
     ◆幕末維新懐古談 55 四頭の狆を製作したはなし
     ◆幕末維新懐古談 56 鶏の製作を引き受けたはなし
     ◆幕末維新懐古談 57 矮鶏のモデルを探したはなし
     ◆幕末維新懐古談 58 矮鶏の製作に取り掛かったこと
     ◆幕末維新懐古談 59 矮鶏の作が計らず展覧会に出品されたいきさつ
     ◆幕末維新懐古談 60 聖上行幸当日のはなし
     ◆幕末維新懐古談 61 叡覧後の矮鶏のはなし
     ◆幕末維新懐古談 62 佐竹の原繁昌のはなし
     ◆幕末維新懐古談 63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし
     ◆幕末維新懐古談 64 大仏の末路のあわれなはなし
     ◆幕末維新懐古談 65 学校へ奉職した前後のはなし
     ◆幕末維新懐古談 66 奈良見物に行ったことのはなし
     ◆幕末維新懐古談 67 帝室技芸員の事
     ◆幕末維新懐古談 68 楠公銅像の事
     ◆幕末維新懐古談 69 馬専門の彫刻家のこと
     ◆幕末維新懐古談 70 木彫の楠公を天覧に供えたはなし
     ◆幕末維新懐古談 71 その他のことなど
     ◆幕末維新懐古談 72 総領の娘を亡くした頃のはなし
     ◆幕末維新懐古談 73 栃の木で老猿を彫ったはなし
     ◆幕末維新懐古談 74 初めて家持ちとなったはなし
     ◆幕末維新懐古談 75 不動の像が縁になったはなし
     ◆幕末維新懐古談 76 門人を置いたことについて
     ◆幕末維新懐古談 77 西町時代の弟子のこと
     ◆幕末維新懐古談 78 谷中時代の弟子のこと
     ◆幕末維新懐古談 79 その後の弟子の事
     ◆佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし  ※注1
     ※新字新仮名
     ※縦書き
     ※目次付き
     ※注1:「幕末維新懐古談 63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし」とほぼ同内容に思われます。青空文庫では別扱いにて存在したので収録しました。


    著者について
     高村 光雲(たかむら こううん、嘉永5年2月18日(1852年3月8日) - 1934年(昭和9年)10月10日)は、
    日本の仏師、彫刻家。幼名は光蔵。高村光太郎、高村豊周は息子。写真家の高村規は孫。

    経歴
     江戸下谷(現・台東区)に町人兼吉の子として生まれる。文久3年(1863年)から仏師の高村東雲の元に
    徒弟となる。後に東雲の姉エツの養子となり、高村姓となる。
     明治維新以後は廃仏毀釈運動の影響で、仏師としての仕事はなく、輸出用の象牙彫刻が流行したために木
    彫も衰え、光雲自身の生活も苦しかった。そのような中で光雲は木彫に専念、積極的に西洋美術を学び、衰
    退しかけていた木彫を写実主義を取り入れることで復活させ、江戸時代までの木彫技術の伝統を近代につな
    げる重要な役割を果たした。
     明治22年(1889年)から東京美術学校に勤務、翌年に彫刻科教授、帝室技芸員に任ぜられる。明治26年(
    1893年)には『老猿』をシカゴ万博に出品。1900年には『山霊訶護』をパリ万博に出品。大正15年(1926年)
    に東京美術学校を退職し、名誉教授。
     光雲の弟子には山崎朝雲、山本瑞雲、米原雲海、関野聖雲など近代日本彫刻を代表する彫刻家がいた。

    代表作
     老猿(東京国立博物館蔵) - 明治26年(1893年)シカゴ万博出品作。木彫。国の重要文化財に指定。
     西郷隆盛像(上野恩賜公園)
      明治30年(1897年)に完成し、翌年除幕式が行われた。傍らの犬は後藤貞行の作。
     楠公像(皇居前広場)
      住友家が別子銅山(愛媛県)の開坑200年を記念して東京美術学校に製作を依頼し、宮内省に献納したもの。
      光雲が製作主任となり、主に楠公(楠木正成)の頭部を担当。体部は山田鬼斎と石川光明、馬は後藤貞行、
      鋳造は岡崎雪聲が担当した。銅像の台座の銘板には「明治30年」とあるが、原型(木造)は明治26年(1893
      年)に完成している。
     山霊訶護(宮内庁蔵) - パリ万博出品作。

    高村光太郎について
     高村 光太郎(たかむら こうたろう、1883年(明治16年)3月13日 - 1956年(昭和31年)4月2日)は、日本の
    詩人・彫刻家。東京府東京市下谷区下谷西町三番地(現在の東京都台東区東上野一丁目)出身。本名は光太郎と
    書いて「みつたろう」と読む。
     日本を代表する彫刻家であり、画家でもあったが、今日にあって『道程』、『智恵子抄』等の詩集が著名で、
    教科書にも多く作品が掲載されており、日本文学史上、近現代を代表する詩人として位置づけられる。著作には
    評論や随筆、短歌もある。能書家としても知られる。弟は鋳金家の高村豊周。甥は写真家の高村規で、光雲等の
    作品鑑定も多くしている。

       ~ウィキペディアより


    本文より
     町内に安床という床屋がありました。
     それが私どもの行きつけの家であるから、私はお湯に這入って髪を結ってもらおうと、其所へ行った。
    「おう、光坊か、お前、つい、この間頭を結ったんじゃないか。浅草の観音様へでも行くのか」
     主人の安さんがいいますので、
    「イエ、明日、私は奉公に行くんです」
    と答えますと、
    「そうかい。奉公に行くのかい。お前は幾齢になった」
    などと話しかけられ、十二になったから、八丁堀の大工の家へ奉公に参る旨を話すと、安床は、大工は、職人の王なれば、大工になるは好かろうと大変賛成しておりましたが、ふと、何か思い出したことでもあるように、
    「俺は、実は、人から頼まれていたことがあった。……もう、惜しいことをした」
    と、残り惜しそうにいいますので、理由を聞くと、それは元、この町内にいた人だが、今は大層出世をして彫刻の名人になっている。何んでも日本一のほりもの師だということだ。その人は高村東雲という方だが、
     ・・・
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