天理教教祖90年の道すがらを、史実にもとづき、ビジュアルに描いた劇画『教祖物語』。同物語は昭和62(1987)年4月に第1巻が刊行され、3年後の平成2年8月の第5巻をもって完結しました。
大人にも子どもにも親しまれて約30年。全5巻のうち、教祖ご在世時代を描いた3巻までを1冊としたのが、この本です。
合本の時代構成は次の通りです。
第1部は、天保9(1838)年の立教を中心に、教祖ご誕生の寛政10(1798)年から元治元(1864)年まで。
第2部は、元治元年から明治10(1877)年まで。
第3部は、明治11年から教祖がお姿をかくされた明治20年まで。
これらの時代は、いわゆる〝教祖伝の世界〟で、50年にわたるひながたを中心にした教祖90年の道すがらが描かれています。
品格のある絵、平易な言葉づかい。『稿本天理教教祖伝』にもとづいて描かれた、教祖伝に親しむための手引きであり、教祖の「ひながた」をより身近に感じることができる本です。
※電子版は、固定レイアウトタイプです。
お使いの端末によっては読みづらいことがあります。
【目次】
はじめに
第一部 月日のやしろ
第一章 月日のやしろ
第二章 生いたち
第三章 みちすがら
第二部 たすけづとめ
第一章 つとめ場所
第二章 たすけづとめ
第三章 ぢば定め
第三部 扉ひらいて
第一章 ふしから芽が出る
第二章 御苦労
第三章 扉ひらいて
参考年表
庄屋敷村周辺地図
【著者略歴】
服部武四郎(Hattori Takeshiro)
1925年1月大阪に生まれる。1945年、天理中学(のち天理高校)第二部教諭に奉職。同校教頭をつとめ、1983年定年退職後、奈良テレビ報道制作局参与を経てフリーで脚本執筆。舞台、テレビの脚本も多数手がけ、1966年第20回芸術祭テレビドラマ部門の『薩摩の芋の物語』のシナリオで文部大臣賞受賞。1993年出直し。
中城健雄(Nakajo Tateo)
1938年(昭和13年)、高知県生まれ。56年、漫画家を志して上京、永島慎二氏を中心に「むさしのプロ」を結成し、手塚治虫氏に師事する。58年、『ロボット狂時代』(冒険王)でデビュー。『ボディガード牙』(週刊サンケイ)、『泣き虫とうちゃん』(少年キング)などで人気を博す。87年12月、天理教森髙分教会4代会長に就任。
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