<著者紹介>
外資系メジャー企業に長年勤務。調達・貿易部門をメインに、役員戦略秘書室、
プロジェクト室などを歴任。米国本社や海外取引先へのプレゼン、交渉、関係維持
の中で英語を磨く。実践に裏打ちされた著書は、実務的で勉強効率も良いとファン
が多い。
他の著書:
「ABC順の単語帳では覚えられない方へ」シリーズ
「しごとの英語 基本の即戦力英単語」(初級~中級レベル)
「中級脱出の英単語」 (中級~上級前半レベル)
「英語で働く人の上級英単語」(上級レベル)
「英文契約書の英単語」
「理系・技術系の英単語」
その他
「プロジェクトマネジメント手法」
「図で理解・歌で覚える 貿易実務」
「日商簿記3級 歌って覚えて、笑って合格」
<はじめに>より
仕事をしていると、絶対に負けられない状況があります。会社を代表しての交渉、契約、訴訟・・・。
その状況が英語の場合もあります。英語であっても、負けられないことには変わりありません。
日本語であれば対等に戦える。でも英語だと押されてしまう。そんなことが有ってはなりません。
英単語はどうしたら覚えられるのでしょう?
・ 覚えるには、やはり繰り返し(王道)!
・ 単語帳や、一単語一例文の単語集は、つまらない。だから繰り返す気がしない
(それ以前に、最初の数語でギブアップ)。
・ 繰り返すには、テンポ良く、どんどん読み進められることが大事。
・ テンポ良く読めるのは日本語。
だったら、日本語の文章の中に英単語を何個か散りばめて、単語の意味を前後
から「推理」する事で、記憶に残す。
・ 読み方の分からない英単語があると、つっかえてスピードが落ちる。
まずは カタカナ英語でいいから、読みを覚える。スペルはその後でいいです。
これが本書のコンセプトです。具体的には、次のように使って下さい。
<本書の使い方>
各文章を5回読んでください。
・ 1回目は単語の読みを確認しつつ、意味を推理してください。
・ 2回目は単語の意味を確認してから、単語がスラスラ読めるようにトライして 下さい。
・ 3-5回目は、ガンガン勢い良く読んでください。もし状況が許せば、早口言葉のように、
大声で口に出して読んでみてください。効果倍増です!
例文
「日本はアメリカとの自由貿易通商で、牛肉の関税をslash(スラッシュ) (1)提案をしたと、TTP関係者が
envision(インヴィション) (2)した。日本は農業5品目を確保したい考えであったが、アメリカの
strident(ストライデント) (3)自由化要求に対して、最終的にconcession(コンセッション) (4)したこと
になる。
(1) 大幅に切り下げる (2)把握する (3)耳障りな (4)譲歩 」
短い文です。5回も読めば飽きます。飽きるという事は、つまり覚えてしまったという事です。
そうしたら次の文章に進んで下さい。
また、本書末尾に全単語リストも掲載しました。暗記できているか、チャレンジしてみて下さい。
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